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PySideについて

はじめに

PySideは、QtフレームワークのPythonバインディングを提供するオープンソースソフトウェアプロジェクトです。QtはアプリケーションとUIのためのクロスプラットフォームのフレームワークであり、開発者はいったんアプリケーションを書いてしまえば、そのまま書きなおすことなく様々なオペーレションシステム上にデプロイできます。一方、Pythonは最新の動的プログラミング言語であり、活発な開発者コミュニティをもっています。

PySideは、こうしたQtとPythonの2つのパワーを組み合わせることで、Qtフレームワークのすばらしい財産をPython開発者へともたらし、すべての主要なオペレーティングシステム上で利用できる、最高クラスのラピッドなアプリケーション開発プラットフォームを提供します。

ライセンス

PySideは適切なライセンスを持ったPython用Qtバインディングが無いことへの一つの解答として公開されました。PySideは、LGPLバージョン 2.1でライセンスされ、フリーオープンソースソフトウェアとプロプライエタリソフトウェアの両方の開発を可能にしています。

プロジェクトの範囲と目標

PySideは、各種プラットフォーム用のQtおよびQt quickバインディングの完全なセット、さらに複数のプラットフォーム上でのバインディングを自動生成するために必要なツール群から構成されています。ツールチェイン一式が利用できることから、PySideはQtバインディングを必要とする開発者だけではなく、Qtを使ったC++プログラムのバインディング生成に興味のある開発者をも惹きつけています。

PySideは、競合するPyQtバインディングとは異なる技術に基づいていますが、2つのプロジェクトのPythonレベルの互換性はむしろ高いほうで、PyQtとPySide間の移行は簡単におこなえます。

PySideプロジェクトはノキアによって開始され、初期の開発はノキアから出資されていました。しかし現在、PySideは本物のオープンソースプロジェクトとして運営され、新しい仕事のほとんどはボランティアの貢献者の頑張りによるものです。PySideはQtのアドオンであり、Qtと同じライセンスとインフラストラクチャを利用しています。

PySideは、Qtと同様、すべてのプラットフォームへのサポートを目指しています。開発者は、自分の好きなプラットフォームへのコード移植作業を手助けすることが奨励されています。

プロジェクトの組織

PySideはQtアドオンであり、The_Qt_Governance_Modelに従っています。現在のPySideモジュールのメンテナはMaintainersページに記載されています。

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